食糧を考える
4月より食品の物価高が騒がれ報道されているので、
わかってはいたけれどじわじわと感じる食料価格の高騰。
お買い物をしていても、記録までつけているわけじゃないから
確かではないけれど、前より寝上がっているなぁと感じるものが多くて、
あまりお得感がないような気がします。![]()
需要の拡大、石油価格の高騰、バイオ燃料にまわされる食糧、
そんな大きな世界的理由が自分のところに忍び寄っているのを感じます。
それでも少しお金を足して購入できるのならばそれもいたしかたないと
思うのですが、最近、まったく購入できなくなったものが!
バターが買えないのです。ここ最近で急にスーパーから消えました。
気がつけば全てマーガリン系になっていてびっくり。
少し前から確かに少なくなっていて、よく行く製菓材料店でもお一人様2個まで、
なんて表示があったのですが、ここに来て在庫はどこもゼロ。![]()
これは世界的理由とはまた少し違うのですが、
牛乳の需要が減ったことによる生産減の影響が出すぎて、
こういう事態になっているみたいです。どうしてもパン作りで無塩バターを
使用しているので購入したいと探してみたものの、
どこも仕入れ未定の売り切れで、購入できてもお一人様一個まで、
それに送料を加算すると元の値段の3倍以上するのです。
なんだかとても残念、購入できないことというより、
そういう日本の状況に不安を感じます。乳牛の生産は急に増えるわけでは
ないので、しばらくこういう状態が続くことを考えると
私達の子供はバターも充分に味わえない世の中で生きていくのかと残念に
思います。
でも、こういった状態は世界の状況に比べれば、まだまだ良いほうなのでしょうか。
先日のニュースでは、いわゆる発展途上国で食料危機の暴動が頻発し始め、
世界でも危機感が高まっているといいます。
主食の小麦やとうもろこしが2〜3倍に上がり、とても生きていけないと。
所得に占める食費の割合が日本であれば10〜20%に対し、それらの国々では
60〜80%ということなので、それを聞いた時には事態の深刻さを感じました。
いずれ世界でも食料の輸出規制が広まるのではないかという論もあります。
食糧自給率が低い日本も他人事ではないような気がします。
バターがないなんて、そういうことを考えれば贅沢な悩みなのかと。
主食なら代変えはきかないけれど、バターならなんとかなるし。
そんなことを考え、製菓用のコンパウンドマーガリンの購入をしてみることに
しました。これはバターとマーガリンを半々に使ったもので、
これですら既に購入に数量規定があったりするので、今後どうなるか
わかりませんが、いつなくなるかわからない高いバターを買い続けるより、
健全なような気がするのです。
こういったことは日本の企業でも既に取り組んでいるのでしょう。
最近街で見かける新商品の中に、今までとは違う材料を混ぜて
新しい味としてトライしているものをみかけます。
モッフル(お餅のワッフル)や米粉パンが流行だしているのも
小麦の代替え品を普及させるための日本人の知恵なのかもしれません。
「無いものを無いと嘆かず、あるもので新たな品を作り出す」
これはすごくポジティブで、今後また何か供給が難しくなっても
ずっと考え続けていかなくてはならないことだと思います。
バターが味わえないなんて・・・と最初少し嘆いてしまいましたが、
今は代替えでもなんでもよいから、私たちの子供達が楽しい食卓をずっと
囲めるような世の中にするために、知恵を絞っていかなければと
思います。


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